不動産登記簿には、表題部と権利部が存在しますが、いきなり権利部を作る手続きをすることはできません。まずは「表題登記」という表題部を作成する手続きを行い、その後に「所有権の保存登記」という権利部を作る手続きを行います。通常、表題登記は土地家屋調査士に依頼しますが、所有権保存登記は司法書士に依頼します。
登記申請から十数日以内に手続きが完了するのが一般的で、登記が完了すると登記識別情報が交付されます。建物完工後に、自動的に登記が行われるわけではないため、新築工事が完了したら、早めに土地家屋調査士や司法書士に依頼するようにしてください。
所有権保存の登記
司法書士小川淳事務所が提供する基礎知識
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