家族信託は、通常の相続や贈与とは異なるため、どのような税金がかかり、誰が納税者となるのかが分かりにくいという特徴があります。
家族信託でかかる税金は以下のものがありますが、基本的に課税対象者は「実際に利益を受ける者」です。家族信託では、信託を行う「委託者」、信託を受け財産の管理を行う「受託者」、家族信託で利益を受ける「受益者」の三者が主に関係しますが、原則「受益者」が課税対象者になります。
・贈与税
・相続税
・所得税・法人税
・譲渡所得税
・登録免許税
・固定資産税
当事務所では税理士や社労士、弁護士などの他士業とも連携し、多様なニーズにも対応しています。
家族信託でお悩みの際は司法書士小川淳事務所までお尋ねください。
家族信託と税金
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